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生産管理

金型の品質と工期の鍵を握る生産管理
時代のトレンド やニーズに適合した製品を適時に市場投入する為には、製品開発にかける時間を短縮する事になります。昭和精機工業は、金型工期短縮やコスト削減に繋がる「無駄の排除」や「類似分析」等の確認をITシステムを使用する事によって省力化しています。
 
これらのITシステムは、情報管理、生産管理、実績入力、入金検収まで連携したシステムになっており、以下3つのシステムになります。
「CACCS」
金型情報管理システム(受注・入金管理)
「シンプル・スケジュールエディタ」
生産管理・実績入力システム
「EXSF」
製品別情報管理システム

自己完結型のシステム

自社で製作した金型の自主検査を行う事により、初回TRYから量産開始までのリードタイムを短縮させる事がベストパートナーである昭和精機工業の責任と考えます。
工程内での加工精度確認をはじめ完成した金型の自主TRYにより、お客さまの要求ニーズに対する評価を社内品質保証室が中心となり実施します。
昭和精機工業の自己完結型は、成形技術や設備環境の選考や開発に至るまでを担う事も可能です。
 
また、机上のTRYである各種解析のデータと、実際のTRY結果とを検証する事も重要なプロセスと考えています。

EXSF(EXperience of Success & Failure)製品別情報管理システム

独自開発した生産管理システムEXSFは、個々の金型の工法・工期・原価が管理されます。 その実績は、成功と失敗の経験知として継続集積され、新造する金型の類似分析から製作方針の羅針盤となり工期・工法・原価の目標として活用されます。

1 金型製作方針

お客さまから頂く金型及び形成に関する仕様やその他の情報を基に金型製作方針書を作成します。
この方針書には金型製作上の仕様や品質ポイントをまとめてあり、各工程はこの方針書を確認しながら工事計画を立案します。

2 工程日程表

金型を構成する加工部品全てについて工程表を作成します。たとえ小さな1つの部品でも手配が遅れたり日程に遅れが発生すれば金型を完成する事ができません。
納期どおりにお客さま金型を納めるために毎日各部品の工事進捗をチェックしています。

3 不良発生報告書

設計や加工上の不良が発生した場合には、不良責任部門が不良内容、発生原因、対策工事、再発防止策をまとめた不良発生報告書を発行しています。
全部門責任者が参加する品質会議で報告するとともに一定期間後に再発防止策の効果を検証しています。
不良発生から対策の是正事例も、貴重な経験資源で、P.D.C.Aの源になります。

P = Plan ( 計画 )
D = Do ( 実施 )
C = Check ( 監視 )
A = Action ( 改善 )
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